LLC再生剤 "SP-200"

LLCの役割

①オーバーヒートの予防

エンジンの燃焼時に発生する熱を循環放熱してオーバーヒートをさせずに、エンジンにとって適切な温度環境を維持します。

②凍結防止効果

水道水のみの場合、凍結すると体積が増加し、エンジン内部のLLC経路を破壊するだけでなく、エンジン自体に歪みや亀裂を発生する原因になります。その様な状況にならない為に、不凍効果のあるLLCを使用します。

LLCメンテナンスの必要性①

LLCメンテナンスの必要性
LLCの主成分は、不凍効果のあるエチレングリコールです。このエチレングリコール自体は殆ど劣化しませんが、上の表からも分かる通り、オーバーヒート防止効果の一番高い消泡剤をはじめ、LLCの性能維持に必要な添加剤が新車時より5年経過すると全くなくなってしまいます。

これは近年、新車に充填されているスーパーLLCも同様です。

LLCメンテナンスの必要性②

『LLC』には年間を通して使用できるという利点がありますが、その反面、定期的な交換や洗浄と添加剤の補充が必要となります。
交換や洗浄が必要となる理由は、上述の通り、高温になるエンジンを冷却するために循環し、特に冬場は氷点下の中冷え切った状態から急激に200℃~300℃にまで熱せられる厳しい環境の中で、防錆のための各種添加剤成分が消耗し、防錆効果が低下してしまうからです。また、『LLC』はリザーバタンク内で空気に触れることから、主成分のエチレングリコールが徐々に酸化し腐食性物質が生成されていきます。
このようなことから、冷却系統内に錆や腐食が発生するのを防ぎ、オーバーヒートを防止するために定期的なメンテナンスが必要なのです。
LLCメンテナンスの必要性

LLC再生剤 “SP-200” の特徴

  • ①経年劣化によって消耗し、LLC内部に発生した錆や腐食の原因になる金属イオンの除去。(中和)
  • ②LLC内に配合されている各種添加剤のバランスの回復。
  • ③LLCの再生による放熱・吸熱効率の改善。
  • ④国産車、外車問わず、すべてのLLCに添加出来ます。
LLC再生剤 “SP-200” の特徴

使用方法

ラジエーターキャップをはずし、添加量分LLCを抜き取って下さい。
※添加量はLLC容量の5%程度です。

【添加量の目安】
  • 軽自動車(LLC容量3L)・・・添加量100ml
  • 小型車(LLC容量5L)・・・添加量200ml
  • 中型車(LLC容量7L)・・・添加量250ml
  • 大型車(LLC容量10L)・・・添加量400ml
抜き取ったLLCはリザーバータンクに戻して下さい。

注意事項

  • 添加前にLLCの濃度、色のチェックをして下さい。
  • 極端に汚れたLLCや、錆が浮遊している場合はLLCを全量交換した上で、SP-200を添加して下さい。(性能維持効果が高くなります)
  • LLC交換が必要な場合の判断基準(一例)
注意事項
※上記症状が目視で確認出来た場合は、ラジエーター内部に錆が発生しています。

購入について

ご購入を希望の方は、販売代理店へお問い合わせください。
10Lバロンボックス
4Lボトル
240mlボトル